《信徒奨励要旨》
「神さまってどこにいるの?」 今村幸子さん
ルカによる福音書17 : 20~37
洗礼を受けて今年で20年になります。
私にとって祈ることは、小さい頃からずっと、生きるよすがであったように思います。
同志社中学に入学し、讃美歌に心惹かれたことをきっかけに、キリスト教に出会い・シンパシーを感じ、困難に出会う度に少しずつ、信仰の歩みを進めてきました。
キリスト教の教えの軸は、愛の実践と罪の赦しであるように感じています。
至らぬことの多い私はその罪を許される必要がありましたし、周りの人を愛するためにイエスさまというお手本が必要でした。
今日の聖書箇所にもあるように、神さまの存在は、地上で人と人との関わりの間に現されているように感じます。
神さまに掬われ、周りの方に沢山助けていただいて、ここまで生かされてきて、これからは少しでもそれにお返しする歩みができたらと思います。
神さまとつながって、その愛を通すような生き方ができたら。
私は微力な存在です。ただ、今目の前に与えられているお役目の一つ一つを丁寧に誠実に、関わりいただいている方々への感謝と思いやりをもって、行っていけたらと思います。
ここも神のみ国であることを信じて。